チームビルディング・ファシリテーション
2017年12月24日
Merry Christmas!
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
チームビルディングジャパンの河村甚です。
今日のブログは”ファシリテーター Advent Calendar 2017 “の一環として書いています。他の日もぜひめくってみてください~
何を書こうかなと色々考えたのですが、色々なファシリテーターが参加している「ファシリテーター アドヴェントカレンダー」なので自分が普段やっているチームビルディングのファシリテーションについて書こうと思います。
まず「ファシリテーションとは?」ですが僕は「コミュニケーションの流れを作ること」と思ってやっています。チームビルディングに限らず、どんなファシリテーションでもです。
でもその”流れ”にはいろいろな流れがあって、カチッと護岸を固めた流れを作る人もいれば、野山をうねり流れる川のような流れ、大河のような広くゆったりとした流れを作る人もいます。目的にもよるし、人のスタイルにもよるし、色々です。
コミュニケーションの種類も様々で、言葉だけではなく、音だけでコミュニケーションを取る場合もあれば、体使ってお互い支え合うようなコミュニケーションもあります。
それからあえてコミュニケーションの流れを止めてみたり、狭く早い流れにしたりといったこともファシリテーターの役割の中でやっています。
そして「チームビルディングとは?」ですが大まかには「活きた組織づくり」ということです。組織を活かしてゆくためにはファシリテーターができることも色々な種類のことがあります。
みなさんもそれぞれの現場で様々な「組織を活かすためのコミュニケーションの流れ」を作っていることと思います。
例えば、コミュニケーションの流れが起きていないな~と思って、社内の懇親イベントなどを企画することもあると思います。「どうしたら普段話していない人同士が話せるかな?」「あ、あのグループなんだか緊張感漂ってるな~、どうしようかな~」といった事を考え、悩み、ああでもない、こうでもないと皆さんが頑張っていること、それもみんなチームビルディングファシリテーションです。
フリーアドレスにして違う部署の人との雑談が起きやすいようにしたり、社内部活動をサポートしたりといった制度面での取り組みももちろんチームビルディングファシリテーションです。
そんな色々なチームビルディングファシリテーションがある中で、チームビルディング専門会社である私たちチームビルディングジャパンがやっているのは「夢中になる体験と本音の対話」を軸としたチームビルディングです。
夢中になる体験は主に体を動かすゲームのようなアクティビティをを行います。体を動かすといっても、単純に運動神経の高い人が有利といった事ではなく、多様な人たちの多様な強みが活かされる実際の仕事の現場で起こるような要素が凝縮されたアクティビティです。そうすると、その中で様々なことが起こります。仕事の中で声の大きな上司が居るせいで部下が考えている大切なことを口に出せないようなことも起きますし、本気で明確なゴールを全員が目指して、最初は不可能に思えた成果を成し遂げるようなことも起こります。そういった様々な体験を重ねていくうちに夢中になって本気でチャレンジする状態を実感します。本気の体験のために、疑似体験のアクティビティではなく、実際の仕事そのものを扱うこともあります。組織の中期ビジョンに向かって本気で成果を出しに行くような取り組みなどがそうです。
夢中になって、心が動くと、語りたいことがたくさん生まれてきます。普段はちょっと話しにくいこと、本音の対話が生まれます。
そしてお互いが心を開き合い、拒絶ではなく受け入れ合う状態で本音の対話が進むと「このチームでなら何でもできる!」と思えるくらいのチームが育ってきます。(実際はそんなに簡単ではないのでかなりざっくりですが)
私たちは、チームビルディングが社会の中に広がって行くことによってもっと社会全体が良い方向へ進んでいくと信じています。
「働く人たちが、自分の働く場でHappyに」
が私たちのミッション
仕事は、自分の時間を犠牲にしてその対価をもらうものではなく、 仕事そのものを通じて働きがいや自分の社会の中での存在意義を実感できるもの。 働く人がその人らしく自分の力を発揮できた時、働く場そのもので誰しもがHappyになれるはず。
チームビルディングは成果の上がるチームを育てるだけでなく、働くその場をHappyにする。
そんなHappyな会社や組織が増えてゆけば、社会全体がHappyになってゆく。 それぞれが自分らしさの花を咲かせ合う、多様な花のあふれる美しい花畑のような社会になる。
今は働く場で苦しんでいるとしても、愚痴を言っているとしても、 必ず自分の働く場でHappyになれる。 その苦しさは喜びに、愚痴を語るより誇りを語るように変わってゆける。
私たちの仕事は、そんな一人ひとりの希望となるようなものでありたい。
一人ひとりが自分らしく、尊重し合いながら、ワクワクして生きていける社会を チームビルディングを通じて広めてゆくことが私たちの使命です。