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第8回『チームビルディングイベントをつくる (4) チームワークプラス』

2015年07月16日

チームビルディングの話をしよう
※2015年4月から始まった連載コラム「チームビルディングの話をしよう」では、代表河村がチームビルディングを切り口にさまざまなテーマでいろいろな人と話し合った内容お届けいたします。

※今回の『チームビルディングイベントをつくる (4)?チームワークプラス 』は、
第5回『チームビルディングイベントをつくる (1) ?ボルダリングでチームビルディング
第6回『チームビルディングイベントをつくる (2) プログラムに必要な要素を考える
第7回『チームビルディングイベントをつくる (3) デザインされたプログラム

の続きとなります。

 

(じん)そうだね。まさにそのとおり。誤解のないように言っておくと、運動会や宝さがしも悪いわけじゃない。それもチームビルディングとして効果があると思う。 でも、そればかりが大きくなって、「ただ全員で、あるいはチーム対抗で実施するイベント=チームビルディングイベントのすべて」と思われてしまうことはとても残念。

きちんとデザインされたもっと良いものがあるのに、それを体験しないで、「チームビルディングってこんなもんだよね」で終わってしまうことはもったいない。

(千里)そうですよね。みんなで同じことをやったり、チーム対抗で競ったりすることは全く否定しないけれども、さらにその上もあるということですよね?つまり、「社員の一体感を高める、全員で達成感を感じてもらう」といったところだけではなく、例えば、さらに「社員それぞれの普段は見られない一面をお互いに知ってほしい」とか、「自分のチームのことだけでなく、隣のチームのことも気にかける広い視野を持ってほしい」とか、そういった一歩進んだところも、きちんとデザインされたチームビルディングイベントであれば、期待に応えることができると。

(じん)そうそう、そんなイメージだね。 単純にチーム対抗で何かやればいいよねというプログラムと、目的に対してしっかりデザインされたプログラムでは全く違う。確かにそういったプログラムでチームビルディングの効果は狙えるけど、どこまでデザインされているかで全く異なってくる。

きちんとデザインされたプログラムと、様々なチームでやるイベント、社内企画のチームビルディングなど、うまく使い分けながら活用してもらえると嬉しいね。

(千里)うんうん、分かる気がします。

(じん)だからしっかりデザインされたチームビルディングイベントをもっと広めて、価値あるものとして世の中に定着させていきたいなと思っている。 今は、サプライヤー側(プログラムを提供する側)がまだまだ育っていないから、需要に追いついていないけれど、そこを変えていきたい。

(千里)なるほど。最近、チームビルディングジャパンでは、他社さんの様々な体験プログラムをきちんとした「チームビルディングイベント」としてプログラム化するお手伝いも始まっていますね。その名も「チームワークプラス」! じんさんが、このシステムを作っていこうと思ったのも、やっぱりチームビルディングイベントの需要が増えてきている・反対に供給が追いついていないという世の中の流れを感じたところが大きいんですか?

(じん)そうだね。世の中の流れは、よりチームビルディングが求められるようになってきていると思う。チームビルディングジャパンを始めた頃は、チームビルディングという言葉もまだまだ知られてなかった。でも、この素晴らしい考え方や手法を日本でもっともっと広めていきたいと思って。だから会社の名前も直球でチームビルディングジャパンにしたし、長いと言われてもちゃんと略さず社名を使ってきた。 そんな頃から考えると、今はチームビルディングという言葉もとても広まってきて、色々なところで使われるようになってきたと思う。問い合わせもどんどん増えてきているし、仕事も広がってきてる。

だけどまだ「チームビルディングとは何か?」というのも、人によって理解が違ったりするのが現状。 普及してきたからこその危うさも感じていて、「今なんとかしなくちゃ!」という危機感に近いものも感じている。

(千里)確かに、「チームビルディング」と言っても本当に色々なものが含まれている感じがしますね。

(じん)うん。なので、チームビルディングが広まってきている今、しっかりとしたプログラムを体験した人が、きちんとチームビルディングの素晴らしさを感じられる、そんな世の中にしたい。 全体の需要が増えているので、自然な流れとしては、良いプログラムが増えていくはずだけれど、 社会的には、まだチームビルディングというものが何なのか、その意味が柔らかく、柔軟に変動していると思う。これが、もうちょっと時間が経つとだんだん固まってくるのだろうけれど、その時に変なカタチで固まって欲しくないな?と。 ここまで「チームビルディング」が育ってきて、チームビルディングジャパンもそこに貢献してきたと思うからこそ、これからもちゃんと育てていかなければと感じる。 もちろん、それはうちの会社だけじゃなくて、他の会社も含めて、業界全体で言えることだと思うけど。

(千里)そうか、じんさんにはそんな思いがあるんですね。

(じん)そういった中で、うちが出来ることの一つがチームワークプラス。効果的なチームビルディングプログラムをやっていきたいと思っているパートナー会社と一緒にプログラムを作って、効果的なチームビルディングプログラムを運営出来る会社を増やしていくことが有効だと思ってる。

(千里)なるほど。プログラムのコンテンツを増やすだけではなく、「良いものをきちんと提供する」ためにも、今のチームワークプラスがあるんですね。 時代が流れるごとに、チームビルディングの意味や求められ方も変化してきていて、私たちもそれをしっかりと捉えていく必要がありますね。

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