第4回『チームビルディングジャパンのこれから 』
2015年05月21日
※今回の『まずチームビルディングの実践者であること』は、
第1回「チームビルディングジャパンの始まり」、
第2回「チームビルディングの原体験」、
第2回「まずチームビルディングの実践者であること」、
の続きとなります。
◆河村甚(じん)
◇瀬田すみ恵(すみえ)
◇働き方の形態が多様になってくるなかで、わたしはこれからますますチームビルディングのニーズが増えていのではないかと思ってます。チームビルディングジャパンの存在意義もますます大きくなっていくのではないかと感じているのですが、じんさんはどう思います?
◆そうだね、働き方が多様であったり、また個人個人の背景に持つ文化や特性も多様であったりするとチームビルディングが大切になってくるし、またそういう人たちの集まりだからこそチームの力を発揮しやすくなると思う。
全員が同質な人の集まりではなく、多様な人たちの集まりである方がそれがかけ合わさった時にもともと誰のスキルでも出来なかったようなことや、誰の頭からも生まれなかったようなことが生まれてくる。
◇第1回で話した、「多様性を受け入れるキャパシティ」の話にもつながりますね。多様な人の集まりを、ただの烏合の衆ではなく、チームにしていく。メンバーそれぞれが、自身のスキルや強みを活かしてチームに貢献する。成果につなげる。認め合う。そこにチームビルディングの真価がある。
◆多様な働き方やメンバーの多様性を大切にするようになってくる流れの観点だけでなく、チームビルディングのプログラムの中で大切にされていること、考え方などは単純にその組織の中で活かされるだけではなく、社会の中で役立っていく。
チームビルディングと言いながら実はそれは広い意味で社会づくりにつながってる。
ちょっと言い方を変えると、チームビルディングの実践者が増えることがお互いがお互いを思いやり、尊重し合う社会を作って行く。
自分たちの社会をもっとより良い場にして行きたいと思うけど、それは単純に政治活動するとか、NPO活動するとかだけじゃない選択が出来て、それは本業そのものを通じて世のため人のために役立つことをすること。
もちろんどんな仕事をしていてもそういう選択はできると思うけど、チームビルディングジャパンは多くの人たちの迷った時の指針となったり、支えあって困難を乗り越えたりといった、そのものがより良い社会づくりにつながっている仕事をしてる。
もちろんそれが良い社会だと思わない人もいると思うけど、自分が、自分たちが正しいと信じてることに向かって頑張るしかできないし、もしその中で何か間違いに気づいたらその時に直せばいい。
正しいと信じたことに向かって行動し続けることが大切だと思う。
チームビルディングジャパンは組織づくりの実践の中で頑張っている人たちの拠り所でありたいと思うし、「チームビルディングジャパンという会社があって本当に良かった」と思われるような会社でありたい。
それは提供するサービスを通じてそう思われるのはもちろん、会社のあり方、大切にしている哲学や働き方の実践が社会の中に現実に存在するだけで希望となるような存在でありたいという意味。
◇わたしね、こんな経験をしたんです。わたし自身が大切にしている考え方?サードプレイス(家庭でも職場・学校でもない第3の居場所)?を発信してみたら、「その考え方は素晴らしいね」と心底、共感・共鳴、響き合ってくれる人がいて。そのことがわたしはとっても嬉しかったし、励まされたし、勇気づけられたの。
だからね、周りの人はもちろん、チームビルディングジャパンのスタッフにも、じんさんの思いが伝わるといいなぁと思う。特に、社員はやはりチームビルディングジャパンのコアになる存在だから、思いが響き合わないと会社が崩れてしまう。
◆ありがとう
本当にその通りで、そういったものを共有しているチームでないといけない。
◇第2創業期なのかもね。じんさんの会社から、みんなの会社になるための過渡期。だから今はちょっと大変かもしれない。でもこれを乗り越えたら、チームビルディングジャパンはもっとすごくなるよー、きっと。