第46回『オフサイトミーティングでチームが変わる!─日常を超える対話の力』
2024年12月11日
普段話せないことを話す価値──オフサイトミーティングとチームビルディング合宿の本質
先日、私たちチームビルディングジャパン(TBJ)のメンバーでオフサイトミーティングを行いました。 場所はWi-Fiがあり心地よいカフェスペースもあるキャンプ場。 自然の中でリラックスしながら話し合えることで、普段の会議では見えない新しい視点やアイデアが生まれます。
オフサイトミーティングやチームビルディング合宿の重要性を深く理解している人はまだ多くありません。その意義が十分に社会に広がっていないのです。 残念ながら、対話や深いコミュニケーションの機会が減少しているのが現実です。今回は、オフサイトミーティングや合宿のような場を持つことの重要性を伝えていきたいと思います。
日常では失われがちな「対話」の時間
日々、多くの組織のオフサイトミーティングを支援していると、「この場で話せないこと」が必ず生まれるのを目の当たりにします。 なぜなら、通常の業務上のコミュニケーションでは効率性が求められることが多いからです。その結果、チーム内のつながりが薄れ、組織全体の方向性やビジョンなどが共有されなくなってしまいます。このような状況に危機感を抱き、どうにかしたいと考えてチームビルディングを依頼される企業も多いです。
リモートワークやオンライン会議の普及が進む中、対面でのコミュニケーションの価値を高めるためには、効果的な仕掛けや、参加者が安心して話せる環境が必要です。そのような場があって初めて、普段の会話では触れることができない深いテーマに向き合うことができるのです。結果的に「話し合っても意味がない」と諦めてしまうことさえあります。 しかし、そもそも真の対話になっていないことが問題です。お互いの背景や価値観を理解して合おうとする対話が生まれたとき、初めてその場が本来の意味を持つのです。
深い対話によりチームに生まれる変化
真の対話が生まれると、チーム内の「共有と共感」が一気に進み、全員が安心して発言できる場が生まれます。このような場では、意見の違いも対立ではなく、チームとしての成長のきっかけになります。
しかし、深い対話を日常業務の中で実現するのは簡単ではありません。 通常の業務は効率的な成果や効率を追求するものであり、深くじっくりと対話をするための時間や空間が確保されにくいのです。
そこで、オフサイトミーティングのような特別な場を設けることが効果を発揮します。非日常の環境でヒエラルキーを一時的に取り払い、純粋にお互いを認識し大切に考えることができるのです。
TBJが提供する価値と未来への可能性
TBJが提供する2泊3日のチームビルディング合宿は、自分たちだけでは気づきにくい深い対話を促進するためにデザインされています。これまで多くの組織で実施してきましたが、そのたびに感じるのは、「誰もが本音で話せる場が本当に必要だ」ということです。ヒエラルキーを超え、お互いを尊重する場ができたとき、組織はその本質を見直し、新しい方向へ進む力を得ることができます。
特に、リモートワークが定着し、対面での交流の機会が減少している現在、オフサイトミーティングや合宿の重要性はこれまで以上に注目されています。 「なぜこの仕事をしているのか」「何を目指しているのか」という原点を再確認し、全員が同じ方向を向いて進むことができるようになります。
普段の会話では触れられないテーマを話し、本音で話せる時間。 それがオフサイトミーティングやチームビルディング合宿の最大の魅力です。 この場を体験することで、チームの中に新しい信頼と共感が生まれ、そのプロセスを最大限に引き出すために、私たちTBJが全力でサポートします。
ぜひ一度、日常の枠を超えた対話の場を体験してみてください。その先には、これまでにないチームの未来が待っています!