第10回『チームビルディングをプロに頼らない』
2007年12月13日
私共はチームビルディングの専門会社で、皆様の組織のチームビルディングをお手伝いする事が仕事です。専門ノウハウや各種プログラム、優秀なファシリテーターも居ます。そしていつでもプログラム前と後とでのチームの状態の差が見て分かるような成果を残し、喜ばれています。
しかし、効果が大きいからこそ「チームビルディングをプロに頼らない」という事お客様にお伝えしています。
チームビルディング研修を行うと目に見えてその成果が分かります。表情が変わり、言動が変わり、行動が変わります。その瞬発的効果は素晴らしいのですが、本当に大事なのは日常の仕事の中でいかにチームビルディングしていくかという事です。つまり、チームビルディング研修で良くなったチームの状態を維持してゆくための日常のアクションです。
チームビルディング研修の中でそのアクションの指針を作ったりする場合もあります。しかしそこで重要なのがそのチームを率いるリーダーの役割。どんなに良くなっ たチームでも放っておいてそのままずっと良いチームでは居られません。スポーツチームの監督やコーチの様な役割を果たさなくてはなりません。
当社のチームビルディング勉強会に参加いただいている方にも自らチームビルダーとして率先して実践していらっしゃる方たちが居ます。勉強会で見つけた気づきや学びをすぐに持ち帰り、ちゃんと会社で実践しているのです。
コミュニケーションの取りやすい環境を作ったり、毎朝一人一言ずつ24時間以内に起こった何か良い事を発表してもらったり、感謝メッセージを交換し合ったり、色々と出来る事はあります。リーダーが率先して仕事場で簡単なチームビルディング要素を取り入れて行く事でチームの良い状態を維持するどころか、さらに良い状態へとなっていくことでしょう。