第1回『チームビルディングとは?』
2007年08月02日
※こちらのコラムは2007年当時のコラムです。現在のチームビルディングジャパンで考えている「チームビルディングとは」のページもご参照ください。
近頃すこしずつチームビルディングという言葉も広まってきて、「言葉としては知っている」という方も増えてきているように感じます。しかし、その言葉の解釈も様々で分かりづらいのも実情です。
その理由としては、やはりチームビルディングの用途やカバーする範囲が広いということがあります。
私どもはチームビルディングについて説明する時に
「チームビルディングと言う言葉で相手はどんなことをイメージしているのか?」
を明確にするために「3つのチームビルディング」のモデルを使います。
チームビルディングの内容を大まかに3種類に分けると、次の3種類に分けられます。
1)体験学習型チームビルディング
2)レクリエーションイベント型チームビルディング
3)理論・座学型チームビルディング
1)体験学習型チームビルディング(研修・合宿プログラム)とは、主にチーム単位で取り組む各種ワークや一見ゲームのような体を動かすアクティビティを通じてリフレクション(振り返り)を行い、そこから学びを引き出す手法です。
2)レクリエーションイベント型(イベントプログラム)は、たとえばオリエンテーリングのような参加型イベント、社内運動会などもこれにあたります。さらには社員旅行やパーティ等もこの中に含まれます。
3)理論・座学型(セミナー)は、チームビルディング理論の研修やファシリテーションベースでのグループワーク、継続的な組織づくりや組織変革コンサルティング等がこれにあたります。
これら3つのチームビルディングのうち、どれに近いことを考えているかが明確でないと、いつまでも「違う言葉」での話が続いてしまいます。
またこれらを総括して、チームビルディングを簡潔に説明すると
チームビルディングとは、
『仲間が思いを一つにして一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり』
そう考えると、専門会社を使わなくとも社内のアイデア次第で出来てしまうことも色々あります。
チームで一緒に週一回朝ごはんを食べるとか、ちょっとしたことが「仲間が思いを一つにして一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり」につながってゆきます。