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第59回『チームビルディングジャパンらしさ 』

2013年08月29日

チームビルディング・ノート

以前に『チームが勝つための最高の戦略 』のコラムでも自分たちらしくあり続けることの大切さについて書きました。儲かることをやるのではなく、流行っていることをやるのでもなく、自分たちらしさを貫き続けることが大切であるという話です。
今回は、私たちチームビルディングジャパンがどのようにそれを実践して来たのか? その結果どうなっているのか? といったところをご紹介したいと思います。

チームビルディングジャパンでは、度々自分たちはどんな存在であるのか? 今後どうなって行くのか? ビジョンや方針は? などといった話をして来ました。その度に同じような話が形を変えて繰り返し出てきます。その中には意図的に貫き続けているものもあれば、気づけば同じだったということもたくさんあります。これはそういう話をいろいろな形で度々繰り返しているからこそ気づけるもので、それが自分たちらしさを確認する機会となります。一度話し合って決めたらおしまいと言った性質のものではありません。繰り返されることによって磨かれてゆきます。

そして日々の小さな判断の中でもそれが活きてきます。これは方針に則ってどうだろう? という判断もあれば、これは自分たちらしいだろうか? という判断もあります。使っている中でこそより良く磨かれて行きます。

まず原点に立ち返り、創業時にどんな事を考えていたのか? というと、

「自分のやりたいことを仕事を通じて実現したい」
「上辺の良さだけでなく、本質的に人々の成長の糧となる仕事がしたい」
「仕事の顔とプライベートの顔を使い分けたくない。公私混同で仕事がしたい」

などといった事を考えていました。こういったものが実践の中で色々と進化したり、淘汰さてたりして成長してきました。

例えば「自分のやりたいことを仕事を通じて実現したい」と考えていたので自分だけでなく、チームビルディングジャパンで働く人たちすべてが会社を自分のやりたいことを実現する場として使えたら良いという考えになって行きました。そこから進化して一人一人が自分らしく働ける場、会社でやりたいことを実現するだけでなく、会社の外でやりたいことをやって行っても当然良いわけで、そんな生き方、働き方をする自分の人生の一部として会社があるような位置づけへと変わってきました。

それから仕事とプライベートの顔を使い分けて自分らしくない自分で頑張るのではなく、カッコつけない素の自分で真摯に向き合うことを大事にして来ました。なので自分たちがそうではないのにスマートなコンサルタントぶったりは出来ませんし、一方的に教え込む研修講師にもなれません。
ちょっと泥臭いかもしれないけれど、あたたかく感じられる存在でありたいと思ってきましたし、今でもずっとそうだと思っています。困難な組織作りもスマートにたやすくやってのける事は出来ませんが、顧客と一緒にチームになって、本気でコミットして真剣に取り組んで行きます。

色々な取り組みを実践してきたものも、今は淘汰され、なくなってしまったものもたくさんあります。それでも常に自分たちらしさを意識して選択し、行動して来た自負があります。そしてこれを続けてゆくことが組織を育てて行く上で欠かせない事だと思っています。

そんな進化と淘汰を経て今、自分たちにとって一番大切なのはやはり自分たちらしくあり続けること。その根幹にあるのはチームビルディング会社として、まずは自分たちがチームビルディングを実践していること。そしてそれが自己満足で終わらずに回りから「あんな風にしたい」と思ってもらえることです。

ここまでチームビルディングジャパンが成長して来ることが出来たのはこの自分たちらしさを磨き続けて来たからだと思っています。そしてそれはもちろん自分たちだけで磨いてきたわけではなく、一緒に仕事をさせていただいたたくさんの人たちや、サポートして下さる皆様、チームビルディングジャパンに共感していただいている皆様と一緒に磨いて来ました。
これからも自分たちらしくあり続けたいと思いますし、その「自分たち」の境界がどこにあるのかわからないくらい社会から求められるチームビルディングジャパンでありたいと思っています。

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